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トレインスポッティングのsoumaのネタバレレビュー・内容・結末

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

『豊かな人生なんか興味ない。理由なんてない。ヘロインだけがある…』

またヤバイ作品に出会ってしまった。

この映画にはヤクと暴力とセックスしかない。
内容はひたすらにヤバイのに
カメラワークや映像はおしゃれで
流れる音楽がひたすらポップという
観てるこっちが変になりそう。
人を選ぶ作品なのは間違いないが
一度は観ておきたい名作だ。
(観る時と場所と相手はよく考えて)

イギリス映画だけど
舞台はスコットランド。

ヘロイン中毒の青年レントン(ユアン・マクレガー)と
その友達たちの屑すぎるどーしようもない物語。

映画序盤は衝撃的な映像の連続。
特に、トイレのシーンはヤバイ。
ここで挫折する人も多いらしい。
現実と幻覚が融合した映像は
序盤にしてあまりにもショッキング。

さらに、レントンを含めた3人それぞれが
別の場所でセックスするシーンが同時に進むのも
なかなかパンチが効いてた。
ただのセックスシーンなのに
それぞれが別の結末になってるのも面白い。

他にも言い尽くせないほど
過激な描写満載。
特に子供が動かなくなってるのは
マジで胸糞。

ヘロインはヤクの中でも一番強烈な多幸感らしく
1回で10000回の最高のセックスよりも凄いらしい。
人間の三大欲求の雲の上の快楽は
一度知ったらそりゃ簡単には辞めれないわな。
おまけに反動付きって。


ユアン・マクレガーは、オビワンだし好きだったんだけど
こんな役やってたのか。
イメージとかけ離れてたけど
トブ演技はうまかった。


▪️MEMO
Trainspotting =train+spotter
「鉄道マニア」という意味のスラング。
「麻薬常習者」 のメタファーとして使っているらしい。
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