こんなシーンを入れたい、あんなカットがあったら面白いと、決まったラストに向かって繋ぎ合わせているような感じ。監督を含めたスタッフは大学の映画研究会の独特な雰囲気を知っている人が多そうだ。そういう脚本だったかもしれないけど、強い思い入れが伝わってきて引いてしまった。
役者の存在感はあった。
まだ外見でしか女性を判断できない未熟な男の子。素直になれない不器用な女の子。
リアルなセリフまわしに
自分と重ねたり懐かしいと思えた人には良い作品かもしれない。しかし残念ながら私はこの子演技上手いなーなんて見ていた。
エンディングに流れた主題歌は初めて聞いたけど、声で種さんだとわかった。
昔、彼女のコンサートへ行ったこと、大好きだった彼女の曲も思いだした。
久しぶりに声が聞けて嬉しかった。
2011/5/6