Vega

ユンボギの日記のVegaのレビュー・感想・評価

ユンボギの日記(1965年製作の映画)
3.8
「澄みきったあの空にも悲しみがあるのでしょうか」

唐辛子は煮詰められていよいよ辛くなり
麦は死して新しき芽を吹く
イ・ユンボギ
君もまた煮詰められた唐辛子
君もまた死して新しき芽を吹く麦



日帝時代、朝鮮戦争で荒れ果てた土地に軍事政権の暴圧の中でガムを売る10歳の少年の姿を、朝鮮特需の恩恵を背にすくすくと育った私が今観る意味はおおいにあった。
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