君のためなら千回でもの作品情報・感想・評価

「君のためなら千回でも」に投稿された感想・評価

kiko

kikoの感想・評価

4.0
アフガニスタンに住むパシュトゥーン人のアミールとハザラ人のハッサンは仲良い友達。だが境遇が違い、裕福な家庭の1人息子のアミールの家でハッサンとハッサンの父アリは召使いとして生活していた。ある日事件が起こり、仲の良かった2人は疎遠に。子役のハッサンの心根と表情がなんともいえない。君のためならと、どこまでも親友に忠実に尽くす気持ちに💧。にしても、アミールよ。子供とはいえ何故あんな行動にでる💢子供だからといって済まされんぞ💢でも、もっと済まされんのはハッサンを○した奴💢奴にこそ石打の刑を!で、アフガニスタンへソ連が侵攻、時を経てカブールにタリバン。アミールの贖罪と、展開していきますが、もっとハッサンを!な気持ち。あのハッサンの無垢な表情が頭から離れん。
こちらも授業にて鑑賞しました。

基本的な内容に関しては、アフガニスタンのこともよくわかるし、イスラームのこともわかるし、同じ国内でも差別がありそれに苦しめられている人がいるということもわかりやすく伝わってくるので、とても良いと思います。展開も続きが気になって、飽きずに見続けることが出来ました。

ですが…最初から最後まで、主人公のアミールに対してイラついたまま過ごしました…彼のことは好きになれませんでした。いろんな思いや葛藤があったとはいえ、彼がハッサンにしたことは許せないと思うし、結局他力本願で情けないという印象が拭えませんでした。子供を引き取ったことも、若干エゴなんじゃないかとも感じてしまいました。実際にこういうこともあったのかもしれませんが、あまりにも嫌なキャラクターすぎてとても残念だったし苦しかったです。
なお

なおの感想・評価

4.5
1970年代、アフガニスタンのお屋敷に住むアミールと召使いのハッサン。
ふたりは仲の良い親友だったが、アミールはあることに、見て見ぬ振りをしてしまう。
アミールに勇気があれば、だけど実際もし自分が同じ立場なら、親友を救えただろうか。

アミールと父はソ連軍侵攻により、アメリカへ亡命。

父の親友からの電話で、アミールは故郷のアフガニスタンに戻る。
30年近く経ったアフガニスタンはタリバンが支配し、辛い光景を目にし、緊迫した状況で、ずっと後悔の念を持ち続けるアミールが取った行動、ラストで清々しい気持ちになります。

主に中東の俳優さんが多いですが、表情で演技するのが皆上手です。
最初会話は全て英語の予定だったみたいだけど、現地のダリー語に監督がこだわったのが会話が自然で良かった。

DVDの特典で、原作者、脚本家、監督の解説が興味深く、撮影秘話やアフガニスタンの文化、宗教、歴史を知れて、より心に残る作品になりました。
たくさんの人に観てもらいたい作品です。
J四郎

J四郎の感想・評価

3.7
70年代のアフガニスタン。主人公アミール少年と召使の子ハッサンは親友のように仲良く暮らしていた。しかしある出来事があって二人は疎遠になっていく。やがてソ連がアフガニスタンに侵攻。アミールの一家はアメリカへ逃れる。

20年ばかり後、アミールはハッサンの事でいまだ後悔が残っていた。彼はハッサンを探すためタリバン政権下のアフガニスタンへ足を踏み入れる。そこで待っていたのは変わり果てた祖国だった。彼は衝撃の事実を知り、危険を冒してまで旅を続ける。

序盤ではまだ平和な頃のアフガニスタンの社会が描かれていて、ハッサンはハザラ人だという。この映画で初めて知ったけどこの民族はモンゴロイド系でアフガンでの宗教的には少数派。かつて虐殺されたり差別されたり奴隷として売られていたりと凄惨な過去があり、最近でもテロのターゲットとされていたりで不遇な扱いをされ続けている。

そこへソ連の侵攻。さらにタリバン政権になりハッサン一家もそれに巻き込まれて悲惨な事になってしまっている。劇中では言及されてないけどそれにはアメリカの関与も大きいんよなぁ。画面には地雷で片足を失ったであろう子供たちが何気な~く映っているのが痛々しい。

ただこのアフガニスタン潜入ミッションはあまりにトントン拍子に進み過ぎて違和感があった。いやいやあんな事してなんで簡単に脱出できてんのかい?とね。その辺、気になったが最後にアミールが言う「君のためなら千回でも」は感動的だった。これは少年時代の印象深い台詞。

色々と描写不足な気はするがアフガニスタンって国、イスラム社会を考えるきっかけには良いのかも知れない。この映画には原作もあるみたいでそっちも読みたくなりました。
kanaiso

kanaisoの感想・評価

4.0
イスラム社会についての講義で鑑賞。
タリバンが支配する前と後のアフガニスタン。自分が知ってるのは不安定な時代だけなので、今は失われた当時の美しい文化を見ることができるし、街並みや服装など実際に限りなく近い。

イスラム圏における近代化からイスラム主義へとイデオロギーの変化の背景を知ることで、より深く見ることができる。
ram

ramの感想・評価

2.5
うーん、映画って相性があるのかな。
ちゃむ

ちゃむの感想・評価

3.7
面白い。
もえこ

もえこの感想・評価

4.5
アフガニスタンに関連する映画ということで鑑賞。

主人公の父の様子が、宗教色の強まった後のアフガニスタンと対照的。
パーティをしたり、お酒を飲んだり、女性はヒジャブを被らなかったり、音楽を聞いたり。

ソ連侵攻前のアフガニスタンの街の様子は美しかった。ごちゃごちゃ建物が建ってる様子も、果物が溢れているのも、遺跡が残っているのも、凧が空を舞うのも、人々も伝統衣装を着ているのも、全ての要素が、アフガニスタン人の友人から聞いた話と合わさり、未踏の国のイメージを作り上げていく。

日本だともはや報道されていないが、ターリバンはまだ活動していて、首都カブールでは衝突が起き、死人が出る。
また、映画でも描かれていた通りハザーラ人に対するパシュトゥーン人の差別はあるとのこと。

多民族国家という難しさを抱えるこの国に、いつの日か、سلام(こんにちは、の意味で使われてるが原義は平和)が訪れますように。

おまけ
友人らの教育のおかげでパシュトゥー語もまあまあ理解できた。
特に歌は簡単すぎ。愛してる〜しか言ってないから。
さゆ

さゆの感想・評価

3.5
1970年代。
まだ平和だったアフガニスタンの小さな村でアミールとハッサンは仲良く暮らしていた。
アミールは裕福な家庭でハッサンの父親は使用人という関係でもあった。

ある日、アミールは過ちを犯してしまう。
ハッサンはアミールを親友だと思っていたのに、、、。
アミールは裏切ってしまう。

一度入ってしまった亀裂。
幼い子供故か、、更に修復できないところまで。

ソ連侵攻により、アミールはアメリカに亡命。
ハッサンは更に田舎の村に逃れ月日は流れ20年。

1本の電話からアミールはアフガニスタンへ出向く。
ずっと言えなかった言葉を胸に、、、。



子供だったとはいえ、アミールのとってしまった行動は悲しかった。
>|