yoshipy

アメリカン・ビューティーのyoshipyのレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
4.2
アメリカの一般的な中流家庭である核家族のとんでもなくリアルなヒューマン映画。

様々張り巡らせた、物質的・感覚的・視覚的なアメリカ的不安要素。

1999年頃って、アメリカがものすごく景気拡大をしていて、資本主義思想が更に強まった時代。
そんな時代の親達、その子供達の抱える闇と光をディテールまで作り込んでいて。
なんて隙のない作品。

アメリカンビューティー
皆が皆、美しかったです。

資本主義国家、戦後アメリカナイズされた日本の核家族だってほぼ同じなのではと。
親だろうが子供だろうが大きな不満やストレスを抱えてもなお社会的活動を絶えず行い続ける。
自分を見失い、愛を見出せなくなり、屈折して、その中でバランスが取れなくなってしまう人、我慢を続けてどこかで折り合いつけてうまくやれる人。

物質主義の奥さんがイタリア製の4千ドルのソファにビールをこぼされたくないって発狂するところ、色んな意味で大好き。

Filmarksの評価が低過ぎると久々に思えた映画でした。