現代アメリカの家庭を描く、平凡に隠された狂気の姿
こんな脚本、構成、画面配置を考えた人は天才だなと素直に思いました。
始まって2秒で本作の雰囲気にのまれ、一見普通に見えるが何か奇妙で、段々とその予想は当たって行くプロセスが完璧でした。
この映画少し難しく、解説を色んなところで読んでいたのですが、やはり「赤」がキーワードですね。
本作には様々なところに「赤」いものが登場します。その登場する場所や人、場面にはそれぞれ意味があり、全て見終わった後に整理すると、なんとなく納得できます。
フランス人の友達に勧められて見たのですが、なんとなく彼女が勧める理由が分かりました。