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アメリカン・ビューティーのliamのレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
3.5

監督は「ロード・トゥ・パーディション」のサム・メンデス。主演は「キャスティング・ディレクター」のケヴィン・スペイシー。他に「IN DREAMS/殺意の森」のアネット・ベニング、「アラスカ/小さな冒険者たち」のソーラ・バーチ、「愛されし者」のウェス・ベントリーなどが出演。

郊外住宅地で妻と高校生になる娘と平和に暮らすレスター。ところがある日、勤めていた広告代理店からリストラ宣告を受けてしまう。これをきっかけに、一見幸せに思えた彼の日常の歯車が少しずつ狂い始める。

アメリカ社会が抱えている闇(リストラ、同性愛、ドラッグ、不倫、銃など)を一見コミカルに映しているが、作品を通して気味が悪い雰囲気を包んでいる。

登場人物は全員どこかおかしくて普通じゃない。
コミカルなんだけどずっと気持ち悪い好き嫌いがわかれそうな作品。

この映画の題名が「アメリカン・ビューティー」ってところが最高に皮肉になっている。
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