だるま

アメリカン・ビューティーのだるまのレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
4.5
パッケージの表紙と題名から、単なるラブコメディなのかと思ったらあふれんばかりの裏切りの連続だった。
出てくるキャラたちの個性が一人一人際立っていて、それ故か家族仲はぐちゃぐちゃであり、最終的には人の生き方や人の見逃しているものを問いかけるものだった。

この作品はおっさんのロリコンぶりやその妻の不倫や娘の反抗期によるグレそれぞれが家族を不仲にさせる、曇った状態ありそれの重なりがあの大雨を引き起こした。
こういった中だから再び呼び起こされる良好だった時の家族。。

最期のおっさんはとてもいい顔してた。

美の積み重ねによる美もいいけど、こんな感じの泥まみれの中に宿る一つの美の方が美が映える気がした。
おっさんの血が何故か美しく思ったし、それの暗示があのおっさんの家のドアの色だったのかな
だるま

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