ばま

アメリカン・ビューティーのばまのレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
4.6
ずっと気になってた話題作。
こういう、綺麗に狂った映画好きー。
ポップで不穏、ブラックな雰囲気がとっても好み。
『トゥルーマンショー』とか『世にも不幸せな物語』が好きな人は、きっとこれも好き。
逆もまた然り…

《ペド変態お父ちゃん&ヤク中のストーカー》
見始めた時は、「あーこいつやばいキモい」って思ってたけど、見てるとお父さん素直で可愛く見えて来るww


そして中盤以降の怒涛の伏線回収。
“赤”の使い方が印象的。どんどん効いて来る。

うまくいかない家族のいざこざと、
そこに他人が介入することで上手くいくことも、余計拗れることも…勘違いもあったり。
歪な愛情のカタチとか、でもみんな結局同じ人間なんだなって思いもあって。

アメリカン・ビューティーの“ビューティー”は、
たぶん観る前に想像した“ビューティー”じゃない。



少し時間を置いて、何度もみたい映画。
監督は、『1917』のサム・メンデス。
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