アメリカン・ビューティーの作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

アメリカン・ビューティー1999年製作の映画)

American Beauty

上映日:2000年04月29日

製作国:

上映時間:117分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「アメリカン・ビューティー」に投稿された感想・評価

RAY

RAYの感想・評価

3.9
『20センチュリー・ウーマン』を観てから、アネット・ベニングをもう一度観たくなったのが、鑑賞の理由だったのですが、サム・メンデス監督作品であると言う点も重要なことでした。


非常に難しい問題を描いた作品だと思います。
少なくともバレンタインに観る様な作品では無かった様な気もしています(この日がバレンタインであることは忘れていた)。
また、この映画は視点によって、随分感想が変化する作品でもあるのかもしれません。


この作品において特徴的なのは、家族構成の対比です。
特に、“父親の立ち位置”の描き方については、現代社会においてはこの様な悩みを抱える家庭もあるのかもしれないとも思います。

僕がこの作品を通じて思うところは、“家族”と言う集合において、言葉を伝え合う、想いを伝え合うことがどれ程重要であるかと言う点です。
この映画においては、男性の立場を指摘することによって描かれましたが、葛藤は男性であれ、女性であれ、どちらもが抱えるものだと思います。
それでも、その葛藤を葛藤から怒りや憎しみに変化させない為に必要なことは、日頃から感謝を伝え合ったり、リスペクトし合ったりすることなのだとあらためて思うのです。

確かに、家族は特別な存在です。しかしながら、特別な存在であるからこそ、友人や恋人に感じる以上に悲しみを覚えたり、怒ったり、憎んだりすることもあるのだと思います。

社会の変化と共に、家族の在り方も変化するのでしょう。
それでも、父が父である事は変わらないし、母が母である事も変わりません。
兄弟であることだってもちろんです。
色んなことが変わってしまっても、その事実だけは変わらない。
人は見た目程強くないからこそ、言葉があるのではないでしょうか。
それが分かれば、大事にしなければいけない事も見つかる様な気がします。


アネット・ベニングの演技はもちろん、父親を演じたケヴィン・スペイシーの狂気も素晴らしかった。
役者さんそれぞれが、その役を存分に引き出した事で、この作品の表現するものが際立った映画でもあると思います。


観て良かった。
rain

rainの感想・評価

3.5
きつい
監督デビュー作にしてオスカー戴冠を果たした、サム・メンデスの出世作。

前半ではおバカ下ネタコメディに振っておいてからの〜、後半でシリアストーンにグラデーションしていく手管は、既に熟練の域。

冒頭で結末を予告してからの回想構造からも自明のように、ミステリ要素は眼目ではなく、展開はある程度予想可能。

破綻した二つの家族を軸に、現代アメリカ社会における中年とティーンがそれぞれ抱える闇を戯画的に描く。

題材的に相応のリアルタイム感を反映させているにも関わらず、20年以上経った今観ても、問題の本質にはさして大きな変容は見られない。要はそれだけの普遍性を備えてるってことね。

各キャラの造型や演技も、充分時の経過に耐えうるものになっているが、ケヴィン・スペーシー演じる主人公の中年オヤジにまつわる性的描写は、彼の近年の境遇を思うと、複雑な感情になっちまうのは、否めないなぁ...
面白い!
実際にいい年下オジさんが娘くらいの年齢の子にマジ恋愛しちゃうのは結構ある話だが、当然現実では成就しないため、家庭や職場の平和は守られ続けている
まなふ

まなふの感想・評価

3.8
ケヴィンスペイシーの
表情が、、なんとも。
みゅ

みゅの感想・評価

4.1
ロリコンのおっさんの話だと聞いていたのに違うじゃないか…
いや、そうなんだけど、ロリコンのくだりは話の一部にしかすぎないじゃないか…
それに、ケビンスペイシーは若い子好きっていうより、そもそも精神的に幼い感じがした

隣人とアンジェラがぱっと見古き良きアメリカ的な感じで、妻がアメリカの俗っぽいところを体現してて…色々語れる映画だと思う
あと伏線が結構あるからそれもみた人と語れる

あと、色々笑えるシーンが多いんだけど深刻な演出がされてるから、どう見るべきなのか分からなかった。解説とか考察みて、笑ってよかったんだと安心…
ぶっちゃけラストもいい話みたいな感じで締めてるけど、俯瞰するとめっちゃおもろい…

あと個人的に、ケビンスペイシーは、リックアンドモーティーのジェリーに似てた。見てて気が滅入るし、存在自体おもしろいおっさんだった。
みーる

みーるの感想・評価

4.5
アメリカンビューティーってバラの品種なんですね。根から腐っていくという、また意味深な。笑
サム・メンデス好きですわ…
アメリカ社会の闇を、ごく普通の家庭を通してコミカルというかシニカルに描いている。
軽い感じなのに、気付いたら幸せとは…とか、美しさとは…と考えを巡らせてしまった。
ケヴィン・スペイシーは本当に上手い。目が凄い。
「僕らは普通の人間というインチキCMなのさ」

大学時代に初めて観て以来の久々再鑑賞。20年経ち家族を持つようになり改めて観ると全然受ける印象が変わる。

明るいジャケットやタイトルとは裏腹に崩壊寸前の家族を中心に様々な社会問題に切り込んでいくブラックなんて陳腐な表現では足りないサム・メンデス衝撃のデビュー作。

家族を作る事より、家族を続ける事の難しさを痛感する。ちょっとしたボタンのかけ違いで歯車は狂っていく。
幸せそうに見えてもその内情は当事者たちにしか分からない。
いや、そもそも幸せとは何なのか。
norichan

norichanの感想・評価

4.0
幸せってなんだっけ?
親父かわいそう…
皆勝手過ぎるぜ
みかん

みかんの感想・評価

5.0
「アメリカの美」というタイトルからして皮肉がこめられている。とも言い切れない。
定型的なアメリカの家庭崩壊物語かと思いきや想像の斜め上を行く。
一見幸せな家庭に潜むアメリカの闇を描いてるようだが、主人公はそんな「アメリカ」にこそ自己の根本的な憧れや幸せを見出し笑いながら死んでいく。

されど「アメリカの美」なのだ。