【ザ・カルト】
やっとこさ見ましたが、ぶち抜けてどうしようもない作品でずっと笑ってました。
「宗教ってこわいな〜」
「いやいや理解不能…」
みたいな知的な面白さではなくて、
もはや思想や信仰はどうしようもねえな！って言うニヒルな笑い。
カルト映画が大好きなので、名作オブ名作なのにも激しく同意。
こう言うケルト系の自然崇拝とかって、本作ではキリスト教と真っ向から対立するものとして描かれている。あたかもおかしい物のように。
事実キリスト教伝来前の土着の文化だから、オーガニックな物なのかもしれない。
本作に出てくる島民は歌を歌い、ダンスを踊り、みんなイキイキとしてる。
「新しい物が古い物を正す」みたいな暴力性を、純粋なる信仰が迎えうつ…美しさを感じた。
