ウィッカーマンの作品情報・感想・評価

「ウィッカーマン」に投稿された感想・評価

小森

小森の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

童貞を捨ててから行け!スケコマシには神のような島!
TSUBASA

TSUBASAの感想・評価

4.2
【神の不在】88点
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監督:ロビン・ハーディ
製作国:イギリス
ジャンル:サスペンス
収録時間:86分
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これはカルト傑作です。無神論者と言えば聞こえは悪いかもしれませんが、宗教と縁がない人ほどショッキングな映画であり、また一本取られる映画でもあります。今作は極めて宗教的な作品であるのですが、気づくと「神の不在」を訴えられている気がしてならないのです。神とは何なのか。人間の都合により生み出された何かなのかもしれません。

行方不明になった少女であるローワン・モリソンを探して欲しいという一通の手紙が、警察に勤めるニール・ハウイーのもとに届く。そこでハウイーは彼女がいると思われるサマーアイルという孤島に足を踏み入れるのだが。。

今作を最大限に楽しみたいのでしたら、事前に「ウィッカーマン」という語句は調べない方が良いでしょう。このウィッカーマンは実在していたものであり、その用途を知ると寒気がします。孤島に住む人々はどこかおかしい。いや、彼らからしたら日常の生活なのに我々の目線から見ると妙な部分が多いのです。しかしこれは重要な着眼点だと思いました。いかに人間が自分の生活文化の水準でしか物事を見ていないということがわかってきます。
例えば、当たり前ですが我々も何か食べ物を食べないと生きていけません。豚や鳥を殺し、それを食します。豚や鳥の立場になると、我々の行動や表情は全て理解できない歪なものに見えるでしょう。我々は笑顔で鳥や豚の肉を切り刻み、煮たり焼いたりして家庭で笑顔でそれを食べています。鳥や豚の立場になると恐怖そのもの。
もうおわかりでしょうが、今作はそれを人と人というもので再現しています。ヨーロッパ世界で優勢と言うべきキリスト教徒が、未知の世界の宗教を信仰する人々に蹂躙されていく様を描いています。末恐ろしい。人間の固定概念というのは中々変えることはできず、今作でも彼ら島民の行動を止めることは非常に難しい。ただ捜査にきただけなのに。。ハウイーに何も非がないのがまた気の毒であります。神がいるならば敬虔なキリスト教徒である彼に何かしら救いの手をさしのべるはず。また、多神教である島民たちにも神がいるならば、不作・凶作という結末を与えることはないはず。最後のシーンは凄まじくショッキングであり遣る瀬無い気になりますが、同時に「ああ、やはり神はいないのかな」と思えてしまう節もあります。

人間は弱き存在です。だから目に見えない超自然的なものに縋る他ない。それが一集団の中で常識となってしまったら「宗教」が発生するのです。そして違う価値観や思想を備えた宗教がぶつかり合う時、神の有無、所在が問われるのです。今作の示す答えは何なのか。人間の宗教的歴史に関して関心を持ってしまうとともに、人の愚かさ、脆弱さも感じ取れる傑作であります。胸糞映画と言えばそれまででしょうが、サスペンス映画としても十分楽しめるでしょう。

なお、未見ですがニコラス・ケイジが主演のリメイクが出ています。しかし、頗る評判が悪いのでこちらを見ることをオススメします。
島の人み〜んな異教徒の中、たった一人敬虔なキリスト教徒の警官が島に潜り込むんだから、まぁこんな展開になるよね😂こわこわ!生贄とかやだやだ!でも祝祭のときの被り物はチェコアニメのようで可愛いかった♥

フォークソング(歌詞がハレンチ!)が劇中何曲も流れるし、ちらほらサイケぽい服着てたり、野外でフリーセックス?してたり。ヒッピーなオカルト集団に見えてくる。全体的にどこか平和で楽しそうなムードなのが所々の異常さを引き立たせる。

自分は無宗教だからか、主人公のキリストを強く信仰する姿もあまり感情移入はできなかった。自分の信じるものが正しいと思いたいけど通じない事って当たり前にあるもんなぁ。宗教ってそれが団体単位になるから怖い。ラストシーンが悲しい。人の領地に踏み込むときは注意が必要😂

ウィッカーマンて伝記上実在してたみたい。怖えなぁ…
孤立無援の孤独感がものすごい
不気味さを加速させる牧歌的描写が面白い
めろん

めろんの感想・評価

3.8
カオティックな異教徒が怖い
summer

summerの感想・評価

2.4
最後まで騙されました。そして、期待したけどだめでしたね。
ニコラスケイジはげでおじさんだけど、いい男らしいさだすよね。
女の狂気は精神にくるな。
得体の知れない閉ざされた風土と風習、奇妙な島民の生活様式に目を奪われる。
スコットランドの孤島を舞台に、土着的な信仰とサスペンスの塩梅が絶妙で惹き込まれた

豊作を願う人身御供の祭儀ウィッカーマンと、仮面をつけて歌い踊る島民たち。日本の風土にも近しいものを感じながらも、やはり全く異なる異世界。

警察官のニール・ハウイーは行方不明の少女ローワン・モリソンの捜索依頼を受け、セスナ機で単身島へ降り立つ。
彼は島に滞在し捜査を続ける中で、信じられないような生活を垣間見る。
得体の知れない奇妙な祭りや軒先に吊るされた御守り。卑猥な伝承歌や、学校の授業。浜辺で夜な夜な繰り広げられる乱交。
敬虔なクリスチャンである彼にとっては目を背けたくなるほどの背徳的な行為の数々だった。

島の権力者から島の成り立ちについて、キリスト教を捨てて、古代の宗教儀式を復活させた経緯が語られる。
行方不明のローワンはすでに生贄として殺されているかも知れない、あるいはこれから殺されるかも知れないと察してから先、物語は転がりだす。

風土と宗教によって形成されていく村独自のコミュニティと掟。目に見えない、けれど確実に感じる結界のような磁場。
長年見たいと思っていながら後回しになっていた作品。もっと早く触れておくべきだった。
花

花の感想・評価

3.0
他所は他所、家は家!この精神を多少なりと持ち合わせていればあの結末にはならなかった。
ポカーン(´◉◞౪◟◉`)
やっと観れたこと作品。
やっぱり一番怖いのは幽霊でもゾンビでもなく人間ということを思い知らされる。
狂気に狂気をかけたような映画でした。
裸体がかなり出てくるので一人で観る方がいいです、宗教色強め。
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