タカナリ

ラッシュアワー3のタカナリのレビュー・感想・評価

ラッシュアワー3(2007年製作の映画)
3.4
シリーズ第3弾。
リーとカーターは今度はフランスで大暴れ。中国マフィアの謎を追います。

前作から3年という時が経ち、カーターは交通係に左遷。リーはそこまで変化は無く、今回はハン中国大使の警護をしています。
さらに今回、キャストは違いますが1作目に登場したスーヤンも再登場。成長し、強くなっています。

アクションは相変わらず素晴らしいです。
ほとんどジャッキーですが、見たかったアクションが見れたので満足です。
序盤の追跡、カジノでの戦闘、病院での連携は見応えありました。
そして日本人なら大注目なのは、ジャッキーVS真田広之。刀で戦うというのが良い。カッコ良かったです。

ただ、私は前作や前々作よりハマりませんでした。
その理由の一つはカーターです。
こんなにうるさいキャラでしたっけ。確かにうるさくて鬱陶しいキャラクターではありますが、ノイズになるほどでは無かったように思います。
しかし今回は、結構耳障りでしたし目障りでした。
カッコいい所、出来る所を見せようと躍起になるのはいいですが、から回って暴走して失敗して人のせいにするのは見ていて不快でした。

あと、せっかくフランスに来たのにフランス要素が無かったです。フランスでやる必要性は感じませんでした。
最後のエッフェル塔での対決のためだけはあまりにも勿体ない。
フランスだからこその展開があったら良かったですね。有名なフランス人俳優使うとか。どうして真田広之にしたんだろ。悪くはないけど、舞台を考えると違和感ありました。

終わり片に関しては、劇場公開版より未公開版の方が好き。