アノクタ

釣りバカ日誌5のアノクタのネタバレレビュー・内容・結末

釣りバカ日誌5(1992年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

5作目。
浜崎家に生まれた待望の子宝・鯉太郎が
会社で行方不明になり大パニック!
シリーズ屈指のドタバタコメディ回。

さらに…
浜ちゃんのお母さん登場。
鯉太郎が鈴木建設で大暴れ。
京丹後で1人スッポン養殖。

今作は
メインストーリー上の要素も盛りたくさん。
次から次へと楽しいシーンが続く。

後半。
名曲「花〜すべての人の心に花を〜」に
乗せながら京丹後や伊根町の風景。
大都会・東京とは違う雰囲気や美しさ。
前半のドタバタをリセットするような
テンポの緩急・空気作りが上手い。

好きなシーンは…
やっぱり鯉太郎を会社に連れてくる所から
社長室までの一連ドタバタ。
ずっと楽しく観てられる。
3000と3500
取引相手とハマちゃんが
真面目な仕事やり取りしているのも珍しい一面

鯉太郎に魚釣りオモチャを買ってくる
ラストシーンも好き。
ハマちゃんの子どもっぽい可愛さと
スーさんの優しさが滲み出ている。


とにかくハマちゃんスーさんも身体を張って
とてもエネルギッシュ!
釣りバカシリーズ前期が持つパワーを
ビシビシと感じる楽しい1本!

ナイスカット
冒頭。
船が港に着いて亀と鯉太郎をワンカットで。
関係性とこれから起きる予兆を表現。

ハマちゃんと佐々木課長「何いってるんだよ」
全く同じセリフで感情が違う
素敵な見せ方
アノクタ

アノクタ