課長(以下課):天才子役としてデビューしたジョディ・フォスターが初めてアカデミー賞を受賞した作品だな
ヒロシ(以下ヒ):『タクシードライバー』で14歳で爪跡を残した後、22歳で本格的にスクリーンに復帰して26歳でこの役を演じきっちゃうって凄いですよねー!
課:ハリウッドの子役は大人になって劣化する奴がほとんどだが、数少ない年齢を重ねても進化してきた演者の1人だな
ヒ:集団レイプされた女性と、その罪を告発する検事をメインにした法廷ものですが、ストーリーはほぼ一本道で起伏が少ないので、その分俳優さんの演技がクローズアップされます
課:ゲスな男たちが起こしたゲスな事件だが、被害者もマリファナ吸ったり、酒に溺れたりと「まあまあゲス」な人物なんだが、演じてるジョディ・フォスターがイェール大卒でフランス語ペラペラの才女なので、うまく知性と気品が付け足されて魅力的なキャラクターになってるな
ヒ:しかも、かなり体当たりな演技でしたので、アカデミー賞も納得な印象でした!
課:まあ検事役のケリー・マグギリスも頑張ってたが、一本道のストーリーも含めて、全部ジョディ・フォスターが持ってっちゃった感じだなー。この後は主演が増えてくるのでここまでのヨゴレ役は本作で最後になるが、その演技の振り幅の広さを改めて感じてもらえればと思うぞ
ストーリー 3
キャラクター4
世界観 3
演出・演技 4
音楽 3
肩ひもユルユル!度99