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告発の行方のなのレビュー・感想・評価

告発の行方(1988年製作の映画)
3.8
中学生くらいの時に、スターチャンネルかWOWOWだかで放送しているのを観て、レイプシーンに衝撃を覚えた。
その時は何が起きているか理解できてなかったけど、すごく怖かったの。
だからこの映画にはずっとトラウマみたいなものを抱いていて、10年以上経った今日やっと鑑賞できた。

映画としては、告発の過程を通してサラ自身素直になっていく姿が描かれているし、ドラマ性もあって見応えばっちり。
内容としても、性的同意を考える上で持ってこいの教材だとおもった。
着ているもの、出歩いてる時間、飲酒の有無、そんなものは同意を示さないのよ。No means No.

ということでこの点、さらに興味がある方はぜひ”What were you wearing”という展示について調べてみてください。平手打ち喰らうような内容なので。

ああ、フェミニズムがなかったらこんな正義もきっと果たされなかったのか。
エンディングロールで、アメリカでは6分に1回レイプが起きているとあったけど、2025年の今、それは減ってるのかな。
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