昨日観た『街のあかり』の挿入歌“ボルベール”繋がりで鑑賞
15歳の娘と母親のライムンダはある秘密を抱えてしまいます
そんな時にライムンダと姉が母親のように慕っていた伯母が亡くなります
そしてすでに死んでいた母親の幽霊の噂を耳にするようになります
サスペンスとしては上手く運びすぎるけど監督が描きたかったのは家族の、女たちの絆と故郷への愛
クズ夫たちのせいで不幸に巻き込まれてしまうけど女性たちが皆逞しく、大らかな土地柄もありからりと明るい作風になっていました
風が吹き付ける乾いたラ・マンチャの大地にペネロペ・クルスの美貌が映えます
その分、他の家族の顔がうすーく見えてしまうけど
色彩が鮮やかで美しくエンドクレジットもお洒落だったな