ペジオ

スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッションのペジオのレビュー・感想・評価

3.0
何もかもが楽しめた子供時代…戻りたいとは思わないが

ハリウッド(に限らずかもしれないが)のシリーズものは、回を重ねてネタが尽きだすと、「時間」ネタに走る傾向があるのかね
人気キャラクターの「新たな過去(日本語って不思議)」も描けて、ファンサービスにもなるし
まあ、今作は同じ世界線での別の主人公の物語を描いているので、その例には当てはまらないが、「時間」ネタからの「今が一番大事」という至極真っ当なメッセージは「一度しかない子供時代」を描く本シリーズとも相性が良かった様に思うし、ファンサービスという意味では前作までの主人公の出演があった(が…8年越しの続編でありながら、主なターゲットの年齢層はシリーズ通して変わっていないような作風だったので、一作目ドンピシャだった子供たちは果たして今でも興味を持つのだろうか?…ああ、だから主人公変えたのか。)
これは正直嬉しかった…と共に「時間の残酷さ」にショックも受けた
カルメンはまだいい…ジュニがやばい…

子供向けなのは間違いないので、ガジェットや敵の陰謀の「荒唐無稽さ」が「キングスマン」の様なスパイ映画回帰路線よりもSFっぽさ強めなのは好き嫌いがあるだろうが(「いくらなんでもそれはありえないだろー(笑)」と思うのは大人。「あったらいいな♪」と素直に思えるのが子供。)
ペジオ

ペジオ