さっ

哥(うた)のさっのレビュー・感想・評価

哥(うた)(1972年製作の映画)
3.9
アスペルガーっぽい篠田三郎が餓死する(させられる)のはもはやブラックジョーク。心配はしてみたものの、彼の頑なな態度に呆れ嘲笑する徹や康たちの残酷さ

「家」への信仰を保つ篠田=淳と、それを蔑ろにする俗物そのものの森山家の住人とが対立する。が、どちらも虚しい

『無常』から受け継がれた共通点が多数。ただ倫理への強烈な挑戦があった同作に比べるとインパクトは薄いかも

ガリガリの桜井浩子。不能の岸田森がカッコ悪い笑
さっ

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