このレビューはネタバレを含みます
ざっくり言うと
そこそこの地位の主人公が首になり、おそらく話をフカシテ入社した会社で、サウジアラビア転勤を命じられ、現地にて経験するさまざまな出来事を盛り込んだ物語です。
評価はトムハンクス主演でなかったら、もっと低く評価されていたかもしれません。
しかし、上述にて『主人公』がと表記した通り、
誰が演じたとしてもストーリー自体は、非常にライトにサウジアラビアを表現した親しみやすい作品に仕上がっていたように思います。
また、多くの方が指摘する通り、
確かに様々な要素を詰め込んだことは否めませんが、、
サウジアラビアに対して、アメリカの立場から明確な主張をすることもできないという観点を重視したのだと考えます。
明らかなアート系?と違って、、
色々な要素につき、鑑賞者へ質問を投げ掛けていたように個人的には感じました。
なお、海の中でキスするシーンときたら、斬新でそこだけで映画の印象がよくなりました。
きっとこの映画は政治的・経済的・宗教的に国際的な視点への理解を深めた後に観れば、より楽しめる作品であるのでしょう。
時間が経ってから、また観たいと思わせる映画でした!