新作撮影中ということで、オラフ・イッテンバッバ祭。
ハリウッドデビュー作。
グロゴア100点、ストーリー10点みたいな映画多いオラフさん。
ハリウッド進出でテンションがワケ分かんなくなったのか、ストーリーはマイナスです。
いやマイナスというより、支離滅裂。
基本はおバカ2人が珍道中の末に場末のバーで異形の者たちとバトルする話。
ただ、前半のヒッチハイクで車に監禁される話要らんでしょ。
敵ボスの手下兄弟の珍道中も長すぎない?
あんな長々やっといてそんだけ?
おそらくだけど、前半と後半でストーリーがガラリと変わる「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を目指したのでは。
若干、ジョン・カーペンター先生の「ヴァンパイア 最期の聖戦」ぽさもあり。
キャラ設定もめちゃくちゃ雑。
ポンコツ2人の友人とか、バンドマン達とか、ヒロインの友人たちとか。
この辺りをしっかり作りこんでたら話は違ってたかも。
そして肝心のグロゴア描写もハリウッドで手探りというか、観測気球的な感じなのか、控えめだったりする。
もっと突き抜けて欲しかった。
大風呂敷広げた割にはラスト結構雑。
あんなんで終わり?
散々な感じの作品ではあるけど、あのおバカ2人が憎めなくて、映画全体としては嫌いになれない。
しかも主演の方、この映画を最期に自殺してしまったそう。