おらんだ

アーサーとミニモイの不思議な国のおらんだのレビュー・感想・評価

3.6
好奇心旺盛な10歳の少年アーサー。彼には四年前に突然失踪した祖父がいた。ある日、その祖父の屋敷が売却され、人手に渡る事になる。アーサーは、祖父を捜索する為、また、祖父が昔何処かに埋めたルビーを見つけ家を買い戻す為、ミニモイと呼ばれる小びとの国を冒険する。

未知の世界のワクワク感、愉快な仲間たち、強大な敵との対決、少しのロマンス等、ファンタジーの王道を抑えている。ディテールはなかなか細かいが、本筋から離れすぎることもないので基本的に面白い。

普段目にする物を小さな者の視点で見るというのは最早見飽きた演出だが、今作はそれでも楽しい。小さくなって何をどの様に使うかという点には各監督の個性がモロに出るのだが、そこはリュック・ベッソン。流石。

声優陣が豪華。外国語吹き替えも日本語吹き替えも。Gacktは上手いんじゃないでしょうか。トシも良い感じ。タカは変。

致命的な弱点が一つ。ミニモイ(小人)が可愛くない。更に致命的なのが、ヒロイン(CGだけど)も可愛くない。お国柄による如何ともしがたいセンスの差。キャラクターというより、なんかリアルな生物の様な感じが出てしまっている。そこのみが残念。