シエル

臨死のシエルのレビュー・感想・評価

臨死(1989年製作の映画)
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(まとめられないメモのまま)

観客は何度も同じ話をきく
看護婦同士の話
医師と看護婦の話
ミーティング
別の医師との話
患者との話

それほど末期とは難しい

末期とはいつなのか
早く終わって欲しい、どんな最後でも

蘇生術について
しないと決めても揺れる

一度気管切開はしないと決めていた患者
夫は医師
夫の友人の医師から意志を確認されると、決められないという結論になる
そのすぐ後のカットで、医師が患者に与える情報について

ほんの小さな情報が大きな影響を与えてしまうことがある

医師には言えないことがある
「治療法がない」
「回復は絶望的である」

6時間に渡る鑑賞は鑑賞の域を超え、この現場に臨場している感覚になる。
それがワイズマン 作品の魅力の一つでもある。

(過去の鑑賞メモ)
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