ニャンおっ太

ロンドン・コーリング ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマーのニャンおっ太のレビュー・感想・評価

4.0
再観賞。監督は「ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル」のジュリアン・テンプル。The Crashでのジョーの活動は音楽や映像や文献で履修しているので、それ以前の幼少期やヒッピー期、The 101'ers期と、晩年の原点回帰コミューン期の掘り下げが興味深く感激。スティーヴ・ブシェミ、ジョニー・デップ、マット・ディロン、ドン・レッツ、U2ボノ、ボビー・ギレスピー、レッチリのフリーとアンソニー、コートニー・ラヴ、ジム・ジャームッシュ、まさかのダミアン・ハースト、そしてマーティン・スコセッシまでもがインタビューに応えていて、故人の影響力の凄さを改めて確認。映画「レイジング・ブル」のオペラ曲使用がThe Crashから着想されたものとは驚き。ミック・ジョーンズとトッパー・ヒードンは多く語ってくれているのにポール・シムノンが口を閉ざしているのが気がかりだった。何度見ても泣かされるキャンプファイヤーが象徴的なドキュメンタリー。ジョージ・オーウェル「1984」「動物農場」の映画場面挿入されてんのは何故なんやろ?