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恋人たちの食卓のromioのレビュー・感想・評価

恋人たちの食卓(1994年製作の映画)
3.8
アンリー監督による、お父さん三部作の三作目。
今回もまあ最高です。
そして、父親役はこれまで同様ランシャンが務めます、抜群の安定感。父親に似合いすぎ。

父親とその娘たちのおはなし。
父親と三姉妹のこの距離感が、なんとも渋く、それぞれ急展開を見せつつも、話が終盤にかけてどんどんとまとまっていきます。
そんなかんなで、こちとらもう泣く準備万端と思いきや、えー!!何それ!?と急展開を超える、驚きがあったり(俺もうずっこけるかと思いました)
それでも最後にはボロ泣きでした。
父親と娘、親と子、それはいつの時代でも、子はいずれは巣立っていくものであり。それは少し寂しくもあり、また新たな始まりでもある。マジ最高。

そして、この映画には特筆するべきことがあり。
それは、とにかく、めしがウマそうなこと!!!今まで見たどの料理シーンよりも食欲がそそる!これが中華の魔力なのか!!
オープニングから手際のよい料理映像が流れるが、その美しいこと。包丁がトントントンとまな板に当たる音の心地よさったらない。そして、もう腹が減って仕方がない!!
食後に見たのに、その後、また爆食いしてしまった。
ダイエットの敵であることは間違いない。
盛大に並ぶ中華料理の数々!!
あーもう、体、引き締めたいのに。
考えるだけで今も、また腹が減る!!
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