だいざる

アナとオットーのだいざるのレビュー・感想・評価

アナとオットー(1998年製作の映画)
3.5
なんだこのラストは〜〜!!
こんなの嫌だ嫌だ!と駄々をこねたい気分です。
恨むぞ!製作陣!
恨むぞ!薦めた友人!

お互いに初恋の相手だったのに、ある日義兄弟になってしまったアナとオットー。それでも2人は周りに内緒で愛を育み続ける。しかし、そんな2人を引き裂く出来事が起きて・・・。

愛する人と一つ屋根の下に居られるというのは考えようによってはとても幸せな事。しかし、その相手が親の都合のせいで兄弟になってしまった相手なら手放しでは喜べない。
家族にばれた瞬間、積み上げてきた全ての物が音を立てて崩れ去るでしょうからね。

偶然を介して出会い、さらには惹かれていって幸せな日々を送っていた2人が、今度は偶然のせいで引き離されていく。このストーリーがなんとも切ない。

視点も時間軸も切り替わるため、ちょっと気をぬくと置いてきぼりを食らうタイプの作品です。ご注意を。
ただこの構成はユニークで面白かった。

物語は情熱の国スペインを舞台に繰り広げられ、ラストは北の大地フィンランドへ。
この対比同様、ストーリーの後半は冷たい。
賛否両論ありそうなラスト。私はこのラストは嫌いでした。