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大樹のうたのkapoのレビュー・感想・評価

大樹のうた(1958年製作の映画)
5.0
インドのカルカッタで
天涯孤独な青年オプーがひょんな事から
人生がどんどん変わっていく様子に釘付け。

オプー三部作と言われている傑作集の
なぜか最終章を最初に観てしまう失態。
それでも全然楽しめて
大好きな作品にランクイン。

細かい描写や粋な演出に
心が踊って奪われた。
しかも胸キュン。

一見過酷に見える環境や状況で、
人生に於ける幸せの頂点と底辺を
見せながらも
その本質にある愛・生・死に
優しさと強さを交えて
センス良く描いている。

ボロボロの家だったりするのに、
この品の良さはなんなん!
という感動がポタリ。
そして
人生の大きな流れを自然に描いて
最後にフワっと生まれる希望。

自然の撮り方も台詞も
色々と素晴らしくて、
感情が豊かになる。
これは前2作も早く観なくては。

こんな昔にインド映画で
ボリウッドではないドラマ映画が
あったなんて、
ますます映画が面白い。
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