インドのカルカッタで
天涯孤独な青年オプーがひょんな事から
人生がどんどん変わっていく様子に釘付け。
オプー三部作と言われている傑作集の
なぜか最終章を最初に観てしまう失態。
それでも全然楽しめて
大好きな作品にランクイン。
細かい描写や粋な演出に
心が踊って奪われた。
しかも胸キュン。
一見過酷に見える環境や状況で、
人生に於ける幸せの頂点と底辺を
見せながらも
その本質にある愛・生・死に
優しさと強さを交えて
センス良く描いている。
ボロボロの家だったりするのに、
この品の良さはなんなん!
という感動がポタリ。
そして
人生の大きな流れを自然に描いて
最後にフワっと生まれる希望。
自然の撮り方も台詞も
色々と素晴らしくて、
感情が豊かになる。
これは前2作も早く観なくては。
こんな昔にインド映画で
ボリウッドではないドラマ映画が
あったなんて、
ますます映画が面白い。