1985年。毎週のように中央線の夜行に乗って山に登っていた頃の神代辰巳監督作品。その頃この作品を観ていたら、山に行っていた方が良かったと後悔していたことだろう。
萩原健一の大仰な表情、倍賞美津子の暑…
ほんと久々に邦画見て泣きそうになった。ラスト40分いつ終わってもいいのにそこまで行くんだ…のそこまでを超えてくる。落ちる十円玉、窓のブラインド、階段の螺旋、キスの前のハーモニカの間接キス、ドアをなぞ…
>>続きを読む神代辰巳監督の最高傑作。
夫(萩原健一)は、突如、窓ガラスに桜を描いて消えた。
妻(倍賞美津子)は、夫が居なくなると、息子を連れて、おいしい料理を食べに行く。
しかし、今回は様子がおかしい。
夫は…
ショーケンと倍賞美津子、それぞれのどうしようもなさが一挙手一投足から伝わってきてヒリヒリするが、息子の顔が映るたびに夫婦の物語から距離をとらされるような感覚がある。結婚式のシーンは『お引越し』の湖畔…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ショーケンと倍賞美津子の作り出す空間が凄すぎた.......(このあとに付き合うことになるって知らずに観ていた、)
あのどうしようもない笑顔とそれを見つめる倍賞美津子、やってることは無理矢理だし感動…
先に決められた画角、その縛りの中で俳優が演技する部分と
俳優の演技に合わせてカメラが必死でついてく部分。
ショーケンの苦い笑い方が哀しい。
倍賞美津子の声が途中からドラえもんにしか聞こえんくなって…
あなたの道を迷わず歩いて下さい
ショーケン × 神城辰巳
昔の恋人が余命いくばくもないことを知り、その女のもとへ走った夫と、残された妻子の葛藤を描いた大人の恋愛ドラマ。
愛は哀しみの深さで輝く…
うーーそーーーでーーーしょーーー、、、いやほんと、まじで、まじでまじであのさあ…というきもちが一瞬たりともおさまらないくらいショーケンがマジでサイテーーーーーな男を演じていました
でもいるよね…い…