しゅーげ

乾いた花のしゅーげのレビュー・感想・評価

乾いた花(1964年製作の映画)
4.9
変わりばえのしない生の倦怠と虚無の中、生を輝かせる刺激は「賭け」や頽落である。案内人はfemme-fatale=冴子(蠱惑的な加賀まりこ)。彼女によって池辺良=村木は自身が「花札」の一枚に過ぎないことが自覚されるから、かえって彼女を渇望する。緊張感を持った映像美。”Remember me but forget my fate.”
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