Casablanca

血と砂のCasablancaのレビュー・感想・評価

血と砂(1941年製作の映画)
3.3
破天荒な主人公に、どこか良家のお坊ちゃま風のタイロン・パワーは、しっくりこない感じ。一方、リタ・ヘイワースの悪女ぶりは、はまっている。

「荒野の決闘」の酒場女のイメージが強烈なリンダ・ダーネルは、この頃はまだ清純派だった。アンソニー・クイン、J・キャロル・ネイシュ、ジョン・キャラダインは、好きな俳優達で、こういう人達が脇を固めていると物語にも深みがあるように見えてくるので、不思議。