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007/死ぬのは奴らだの3104のレビュー・感想・評価

007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)
3.3
ショーン・コネリーより若く見えるが実は3歳年上、
3代目ボンド、ロジャー・ムーア初登場作。

前作のように今作も展開がチグハグで間延びする箇所もあり、いろいろとツメが甘い(これはシリーズの他作品にもいえる事だが、折角007を捕えたんだから能書き垂れはとにかく、その後はきちんと始末しなさい)のは相変わらずだが、雑ながらも一定以上に保たれたテンポの良さが“最後まで観られる”作品たらしめている。泥臭さより軽妙さが目立つムーアボンドの演技もそれを後押ししているといえよう。

物語的な特徴は「オカルト」を採り入れたこと。あとは70年代初頭のアメリカらしいというか、黒人俳優を多く配し「ブラックパワー」的な雰囲気を前面に打ち出しているところか。
そしてポール・マッカートニー&ザ・ウイングスが手掛けた主題歌(とそれに乗せたオープニング)はテンションが上がる。

M、Q、そしてマネーペニーといったおなじみの面子の出番が少なかった~Qに至っては登場せず~のは残念。