成田007

007/死ぬのは奴らだの成田007のレビュー・感想・評価

007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)
4.5
007シリーズ8作目は、これまでのジェームズ・ボンドを大胆に一新。前作の『ダイヤモンドは永遠に』をもってショーン・コネリーは007を降板し、ロジャー・ムーアが3代目ジェームズ・ボンド役を務めた1作目。

今作はコミカルかつ、ド派手なアクションが目白押しで観る人を楽しませる要素が溢れている。ポール・マッカートニーとウイングスの主題歌『Live and Let Die』も映画を要所で盛り上げている。今作は音楽が特に私は好きで007のテーマ今作バージョンが007シリーズのなかで一番好きである。

一方で敵組織の野望も過去作に比べるとかなり小さくは感じる。しかし、それを補うように個性的な登場人物。機械の手を持つ男、声が小さい太っちょ、態度のでかい地元警官など、漫画のようにひとりひとりに特徴がある。

今作で初の007のロジャー・ムーア。前作からつけたされたコミカルさと甘いマスクがいい。ショーン・ボンドとは違うタイプの魅力がロジャー・ボンドにはあります。今までのシリーズのボンドも引き続きながら、新たなことにも挑戦しています。また、ボンドガールのソリテアのジェーン・シーモアはとにかくかわいい。ミステリアスな子がだんだん普通の女性になる姿はキュンとします。一番好きなシーンは、ボンドと二度目の出会いでタロットを使ったボンドのすこしずるい演出。あれができるのはボンドだけだ。

賛否も好き嫌いは別れると思うが、大好きな作品である。