ビートたけしが出演していないとしては3作目…恋愛模様を軸とした死生観をクローズアップした作品…
人形浄瑠璃とクロスする映像演出と色彩・音楽が、不思議な世界観を与える
単純に芸術やアート、映像美という観点で言えば、北野映画の中でも非常に価値の高いオムニバス作品かも知れない・・・盛り上がってワーキャー言うようなエンターテインメントでは無いが、ある側面から言えば北野映画らしい北野映画だ…
点数は大甘…というより、さすがに難解さは否めない…個人的に、北野作品では一番かも知れない
でも、良い…そういう心のコンディションで鑑賞したから、余韻に浸りながら深い思いにふけるのも悪くない…
アウトレイジ最終章で、たけしの相棒役を演じた大森南朋に実は違和感があった…本作の脇役の方がしっくりくる(一番良いのは、アキレスと亀の画廊役👍)
菅野美穂という女優に特別な感情は無かったが、この作品において彼女の演技や気力には目を釘付けにさせられた…その後は呼ばれてないが 苦笑😑
そもそも、人形浄瑠璃の文化自体に馴染みがないのだから、一回観た位では抽象画を見て何となくイイなぁ〜?!まだ、そういう感じ
人間とは・・・嗚呼、無情…