このレビューはネタバレを含みます
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・前半〜中盤あたりは作品のリアリティラインが捉えられずどういう気持ちで観ていたらいいのかわからなくて集中しづらかったけど、
「縄に繋がれてどこまでもどこまでも歩いていく二人」は概念というのか、「文楽…
冥土の飛脚(劇中の浄瑠璃)と、谷崎の春琴抄がオマージュされている。
とてもよかった。
アート作品のきらいがあると思ったのだけど、思わず感情が昂った。
映画的な脚本上のダイナミズムがあるかはわからな…
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北野武監督作品の中で唯一刺さった作品。
映像が美しくて、純愛、そして重い。
監督本人から「暴力的」という表現があったようで、確かに暴力的な理不尽さからのバッドエンド。
こういう映画ばかり観ると確実…
北野武監督第10作。
「あの夏、いちばん静かな海。」以来のTHE恋愛ものだが、文楽の「冥土の飛脚」がベースにあるだけあって非常に独特な作品。
3つの恋愛ストーリーのオムニバスとなっているが、どれ…
北野武流の恋愛映画。
これでもかというほどの赤と日本の四季が美しい作品。
他の北野映画とはまた違ったこだわりが至る所に散りばめらているが、らしさもしっかり残っている。
3組の男女の全くバラバラな内容…
松本と佐和子の「つながり乞食」から始まり、親分と良子、次いで温井と春奈、それぞれの愛の形が描かれる。
温井のエピソードはもろに『春琴抄』だけど、もしかして他の2組もなんらかの文学作品がベースになって…