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ベリー・バッド・ウェディングのRのレビュー・感想・評価

4.4
オモシロイ!!! こんなにブラックでブラッディなコメディーはじめて見たかも! 最高に楽しかった! けど、ほんま冗談キツいんで、憤慨する人も多いかろう。軽い気持ちで見るのがよろしいかと。主人公のカイルは婚約者のローラと結婚式の手配やら打ち合わせやらをだいたいひと通り済ませたあと、男友達4人と独身最後の乱痴気パーティーに向けてラスベガスに出発。ギャンブルで大いに遊んだあとホテルで酒飲んでコカインきめて大麻吸って大盛り上がりしてるところに、アジアンビューティーのストリッパーが到着。カイル君は、ラップダンスまでは楽しめるものの、さすがにエッチはできないよ、と、代わりにマイケルがバスルームで凄まじい激しさでファック、ズガンズガンズガンズガン、あれ、あかんとこ頭打って女が死んだ…みんなでどうしよう…とあたふたしてたら、騒音の苦情で黒人の警備員がやってくる、何もなかったフリ、何もなかったフリ、けどアーーーーー気づかれたーーーーーー! いっそ殺してまえ! と一番のワルのボイル君がめったざし! ふたりをバラして砂漠に埋めればバレぬだろう、と実行。死ぬほど面白い! てか、この5人組の男たちのなか、少なくとも3人はイケメン! 主演はジョンファブロー、この人細いときなかなかいい男やん! お口の独特な動かし方がすごく目をひきます。ストリッパーをハードにファックして殺めてしまうマイケルを演じるジェレミーピヴェンは、ガチムチボディーと胸毛のエロスの上に、少年がそのままおっさんになったような顔がついてて、何たること。個人的にはこの2人が良かったけど、あとの3人も魅力的。で、マイケルの兄ちゃんのアダムがユダヤ教信者なもんで、自分らの殺人に対するものすごい罪悪感に悩まされ始め、自宅に帰って以来頭グラグラ、神経おかしなって、常に爆発寸前、家族もこれはオカシイぞ、と感じるんやけど原因は分からず。そんな時に、ローラの婚前ディナー会が行われる…という流れ。まーとにかく怒濤のごとく、ショックシーンと笑いが次々に襲ってきましてはげしー! 一回タガが外れてしまうと引き返しがきかない彼らをさらなる悪へ連れて行こうとするサイコパスの存在アブナすぎ!!! 最終的にそいつが大暴れ! こんなことで主人公のウェディングは一体どうなってしまうんや! と思ってると、更なるサイコパスがまったくの不意打ちで出現! おおお!!! まぁ確かに最初からちょっとアブナ気やなーと思ってはいたけど! 最後はめちゃくちゃ。めちゃくちゃや。よくここまで悪趣味に振り切ったもんだ、関心いたしました。毒のキツさに関しては、キューブリックの博士の異常な愛情といい勝負なんじゃないだろうか、スケール感は比べ物にならない。個人的に一番ひーーーーてなったのが、警備員にドリルを入れるときの遺体の動き。えぐー。で、一番やばい! やばい! ってなったのがガソスタシーン。で、一番うえええ!!!て声出してもーたのが、車が車にどーーーーーーん!!! それ以降はだんだん激しさが飽和し、マヒし、ふつーに見えてしまいました。人間の感覚て面白いね。ともあれ、イケメン男優たちの魅力には最初から最後までまで魅せられ続けました。ごちそうさま。キャメロンディアスもおもろかったけど、この人は他の作品の方が全然魅力的やね。
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