このレビューはネタバレを含みます
"メガゾーン23"のラストから半年後の物語。引き続きバイクアクション歌姫ハードSF世紀末アニメ。半年後という割にはキャラ造形変わりすぎだろ…急にみんなスマートでとりわけ主人公がイケメンに。戸惑いつつもメタルパンクな若者たちがアウトローの位置付けだったり作画が中々愉快。いいね。
さて前作のニューシネ的ラストからどうつなげるのかと思ったらイヴとの対話で一気に薄っぺらくなっちゃうのが無念。B.D.パートがもっとあればぐっと大人な話になるのに。設定はマクロスよりこっちのが好みなだけに無念です…
細かいけど、ハイネケンだバドワイザーだ薄味のビールに、ラッキーストライクだガラムだと外国産の課税品で世界観を乱すのやめておくれと思う。この世界の生産品どうなってるんだ。80年代東京をユートピアにする以上は消費社会ももうちょい揶揄してほしいところ。
個人的に1より脚本がポンコッツすぎて悲しいのですが、2のメカとラストの崩壊シーンはひざまずくばかりでありました。作画すごい。