よしかつ

陽はまた昇るのよしかつのレビュー・感想・評価

陽はまた昇る(2002年製作の映画)
3.9
◆1970年代のSONY社ベータマックスと日本ビクター社VHSによるビデオ闘争、特に、VHS誕生にフォーカスした映画。
◆新たにビデオ事業部の事業部長として着任した加賀谷が取り組む以下の事項は、時代に依らず、組織運営するうえで大事な要素だと感じた。
①無形資源(人材の能力や外注先とのコネクション)の見える化
②信頼関係構築のための社員一人ひとりの名前と顔を覚える努力など
③一貫性や熱量
◆パソコンが普及する前の世の会社員の働き方、会社でタバコが当然のように吸えることなどなど時代モノとしても面白い。
◆高度経済成長の日本の熱量はすごかったんだなぁ、と。自分にはこういう働き方はできない、と感じたものの、一方で熱量の伝搬は感じた。仕事に対してモチベーション上げたいときなどにはよい映画かもしれない。
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