例えるなら美人と評判の人物を見て確かに顔もスタイルも良いなと思うけど好みじゃないからピンと来ない、そんなタイプの映画
陰影や構図とか確かに凝ってるなと思うし、主人と召使の奇妙な関係性とかも一風変わっていたと思うんだけど、何故だろう心に響くものがなくってあまり嵌れなかった
これは先述のように好みじゃなかったってのもあるけど、終盤主従関係が崩れてしまってから明後日の方向へ行く展開が地味に長かったせいで早く終わってほしいという気持ちも出てしまったからだろうと我ながら思う
結構映像は印象に残ったけれども、個人的にはそれ以上に惜しいという気持ちが残った映画