小松屋たから

南極料理人の小松屋たからのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
3.9
日本人って世界中どこに行っても日本人なんだな、と思った。人との適度な距離感の取り方と仕事への忠実さ、食卓への信頼感。究極の外国ともいえる南極に行ってもそれは変わらないわけだ。

それがシビアな国際関係では不利になることも多くあるだろうが、でもやっぱりこんな日本人たちが好きだ。

この先世界情勢がどう変わろうとも、優しく、でもしぶとく生き残っていこう。そんな願いが込められた映画のようにも感じた。