RIO

コルチャック先生のRIOのレビュー・感想・評価

コルチャック先生(1990年製作の映画)
5.0
1939年ワルシャワ 
ドイツのポーランド侵攻
ユダヤ人迫害の過激化
ホロコーストの大規模な民族虐殺

ーネタバレしてますー

コルチャックは孤児院に
200人の子供たちを引き取っていた
これから起こる避けられない事態に
対していつでも穏やかに
死をありのままに受け入れていくことを子供たちに教える

トレブリンカ強制収容所に移された
ワルシャワゲットーの孤児院の子供たち

コルチャックと子供たちは
駅までの道のりを
手をつなぎ歌を歌いながら進む
ユダヤ人が次々と電車に乗せられる


コルチャックと子供たちを
乗せた電車だけが
ゆっくりと
切り離される

ドム・シェロトの旗を掲げて
皆が電車を
力強く降りてくる

このシーンだけがいつまでも
美し過ぎて心に残る

そしてコルチャックの
優しさと気高さが
RIO

RIO