この1ヶ月間コルチャックの著書や伝記を読み続けたおかげで知識があったため映像に集中できた。本当に美しかった。
去った後のポットから出ている湯気が印象的だった。200人の子供たちと先生方の、突撃された…
コルチャック先生の子供に向けられる眼差しがひたすらに優しく、彼らの安泰を願うがために苛烈な時代に逆行していく人道主義を重んじる崇高な映画。自分の生まれた時代がこんな有様だったら世界の全てが地獄に見え…
>>続きを読むもう最初から厳しいことばかり起きそうな雰囲気しかなく、ずっとやるせなくて辛い。
子供の頭上に浮かぶ天使の輪、カップの湯気(?)等、光や煙の演出が美しくさすがすぎる。モノクロゆえに嫌味っぽくなく自然に…
映画の果たす大きな役割の一つは、この映画に登場するような異国の出来事や偉人を広く世界に知らしめることである。
ドイツ軍に占領されたポーランド。200人ものユダヤ人孤児の世話をする医師コルチャック。…
アンジェイ・ワイダ監督作。
ユダヤ人孤児を救うため奮闘したポーランドの実在の人物、コルチャック医師の生涯を描くドラマ。
子どもたちを救いだすという確固たる決意が、コルチャック医師の数々の言動や行…
「せめて安らかに死なせたい。尊厳のある死に方をさせてやりたい」
コルチャック先生の切なる願いは、なんて辛く、ささやかな願いなのだろう。
「誇りなどない。200人の子どもたちがいるだけだ。子どもた…
「シンドラーのリスト」の3年前に作られた作品なので、スピルバーグ監督がこの映画から受けた影響が伺えます。どちらも大好きな作品です。「地下水道」がポランスキー監督の「戦場のピアニスト」に与えた影響とい…
>>続きを読む歴史映画や戦争映画において当時の記録フッテージを挿入するのはよく見られる演出だが、「視点」の問題について自覚的な例は殆ど見られないと言っていいだろう
たとえば空襲で焼け落ちるワルシャワの街を撮るのは…