このレビューはネタバレを含みます
おそらく西側諸国に向けて制作された世界初のボルシェヴィキ国家のプロパガンダ映画。
なんだけど細かいことを抜きにして素直に楽しい。
アメリカ人をステレオタイプに描きながらサイレントらしく表情や動きにアクセントをつけて、ほどよくコミカルにデフォルメ。
イカれたカウボーイを演じた監督になる前のボリス・バルネットの本人なのだろうか?という軽技アクションをはじめ、悪魔が住むというモスクワを舞台にしたドタバタ劇はプロパガンダの役割以上に響いてくる。
ただ、猫は投げちゃダメ。