ポルりん

ロジャー&ミーのポルりんのレビュー・感想・評価

ロジャー&ミー(1989年製作の映画)
3.9
■ あらすじ

『ミシガン州フリントはGMの工場町として知られ、かつては豊かだった。
が、不況で続々と工場が閉鎖となり、人口の1/5にあたる3万人が失業すると言う危機に直面する。
マイケルはこの状況を会長のロジャー・スミスに町の現状を見せようと彼を追うのだったが……。』


■ 感想


自動車会社GMの合理化政策を批判したドキュメンタリー映画。

本作を鑑賞する事により、


・アメリカとはどういった国なのか

・アメリカンドリームの光と影


といった事が理解する事が出来る。

メディアではトランプが行う事に対し、かなり批判的な意見が多い。

また、トランプ支持者に対しても、医学リテラシーが乏しく、低IQのイカレた愚者のように報道しているように見受けられる。


しかし、本作を鑑賞した後でも、同じ事が言えるだろうか・・・。


アホ「トランプは中国を滅ぼして世界平和を目指しているんだ!!」


という主張をしている、イカレた極右陰謀論者ども考えは微塵も理解出来ないが、


トランプ「製造業の雇用をアメリカに取り戻す!!」


といった公約に対して、貧困に苦しむ人々がどれほど希望を見出したかは、容易に理解する事が出来る。

そして、そのトランプの主張を荒唐無稽だと笑っていた、民主党やメディアに対して、憎悪を抱いている事も・・・。


このように書くと、如何にも難しい正義派ぶった作品のように見えるかもれないが、そんな事はない。

確かに考えさせられる作品ではあるが、ユーモアを交えて話が進んでいくので、気楽に鑑賞する事が出来るし、出てくるキャラクターも実にユニークでいい味を出していて楽しい。


米大統領選に関心が高まっているこのタイミングで、是非とも鑑賞して貰いたい作品である。


※上の感想を見ると、如何にもトランプ支持者と思うかもしれないが、個人的にはバイデンが当選した方が、私自身に利点が多いので、バイデンを応援してる。)


それにしても、日本の腐った部分を全て消毒してくれるような政治家って現れないのかね・・・。

与野党含めて酷すぎだぞ、今の政治家は!!!


今回の米大統領選の投票率を見て恥ずかしいと思わないのか!!

政治的関心の高さが、日本とは段違いだぞ!!!


情けねーな・・・。

どんだけ信用されてねーんだよ・・・。
ポルりん

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