平凡な生活を送り定年退職したシュミットは特にすることが無く、完全に暇を持て余していた。そんな彼はある日テレビで観たアフリカの子どもたちを援助するプログラムに参加し、少年に宛てて手紙を書き始める。
名優ジャック・ニコルソンが寂しい老人を演じる映画です。さ、さびし～～、実際にありそうな設定なので余計感じてしまいます。自分もこんな老人になったらどうしようと思ってしまいましたが、そもそも妻も子供もいないので不要な心配でした。しかし、切ねぇ…。
正直ジャック・ニコルソンを使うにはもったいないくらいの普通のヒューマン・ドラマでしたが、その普通さが良い映画なのだと思います。125分あるのも個人的にはちょっと退屈だったかな。同じくジャック・ニコルソンの「最高の人生の見つけ方」並のドッカンドッカンを求めると肩透かしを食らいますが、もっとリアル寄りのヒューマン・ドラマが観たい方はどうでしょうか。
