狭須があこ

アバウト・シュミットの狭須があこのレビュー・感想・評価

アバウト・シュミット(2002年製作の映画)
4.3
40分くらい見てつらすぎて泣いてしまった
人生、ひどい
人生、つらすぎる

自分を満たせるやり方を知らない人は、何かの役に立たないことをすることができない…
やったことないことをやるの下手くそすぎて、最初はピュアピュアっぷりにきゅんきゅんしていたけど、この映画それどころじゃない

鏡に写ってるこのジジイ誰?
隣に寝てるこのババア誰?
気づいたら老人になってる気持ち、リアル…

「ニコラス・ケイジのウェザーマン」の似ている映画でセグメントされてきたけど、「人生、どうしたらいいねん」じゃなくてもう…
「人生、気づいたら終わりかけだった」
んで、あとは、何が残ってるかっていうと…

いやアアアアアアア!!!!(発狂)

人生のスピードに追い付けない、超わかるよ
喋れば喋るほど、他人からもうろくジジイだと思われるし

人生物語としてのわかる部分はめちゃめちゃあったけど私は彼と真逆の自己満足の人だから、たどり着く場所はまぁまぁ違うと思いました。
私は、自分が生きた時代の思い出を共有してる、同年代のすべての大事な人たちよりも、一日でいいから先に死なせてほしいと思った

だからシュミットさんのたどり着いた場所、私にはキラキラだった。ずっと一生懸命生きてたよね

最後また泣いちゃった。
人生、きれい
人生、すばらしい
狭須があこ

狭須があこ