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グーニーズのRのレビュー・感想・評価

グーニーズ(1985年製作の映画)
2.7
超有名作ですがちゃんと見るのはじめて。ちっさい頃テレビで骸骨オルガンのシーンだけ見たことあるよーな。ないよーな。この度は、眠い時に見てしまったのもあるかもやけど、なんかぜーんぜん楽しめなかった……すべて限定子供向けに作ってある感じが好きじゃない。大人が見るには幼稚すぎる。はじめて見るのが子どもの頃やったら、大人になって見てもノスタルジアに浸って楽しめるのかもしれませんが。多額のローンを抱えるとある一家が、ゴルフ場建設のため、立ち退き命じられ寸前状態で、ここままだとやだな、何とかできないかな、と思ってる子供たち。ある日、屋根裏で伝説の海賊の宝の地図を発見。地図の指し示す岬のレストランに向かうのだが、そこは怖い怖いフラッテリー一家が所有している。恐ろしい彼らがレストランを出て行くのを見計らって内部に侵入する子どもたち。彼らは地下へと降りて行き、地下室のなかにさらに地下深くに続く穴を発見、そこを下っていくと洞窟になっているのだが、そこには宝物にたどり着かせないための様々なトラップが仕掛けられていた! 少年たちは無事宝物をゲットし、家の立ち退きを回避することができるのか⁈ まず、ボク的に見ててツラかったのが、登場人物がみんなテンション高すぎ、騒ぎすぎ、特にガキンチョたち甲高い声でギャーギャーギャーギャー喚き散らしすぎ、guys言い過ぎ。それも含め序盤から演出がゴチャゴチャしてるので、頭がボーッとして集中できなかったよ。もう年かな。トラップやら解決やらも行き当たりばったりに感じられたし。その感じがもしかしたら好きな人には魅力なのかもしれないけど。子ども達のキャラ設定も個人的には皆まぁまぁ。おデブのチャンクは後半結構好きになれたけど、最初はぶちゃいくでキツかった笑 フラッテリーー家の末っ子スロースとの関係くらいからはめちゃくちゃ良かったね! I love you❤️って言い合ってるのホッコリ。とはいえ、歯列矯正中の喘息持ちマイキーと生意気な物言いのマウスは存在感薄め、変な発明ばっかしてるチャイニーズのデータも魅力に欠ける。マイキーの兄のブランドは、おや、なかなかのイケメンでは?と思ったら若き日のジョシュブローリンやし、女子二人もギャーギャーうるせえし。特に中盤はガチャガチャ度が増して、鬱陶しく、小道具やセットはワザとだろうけどチープな感じやし、別段映像がキレイとかもないから、5分おきくらいに時間が気になった。終盤までにはもう興味消失。が、最後はチャンクのおかげで持ち直し。お船のシーンは美しかった。ひとつ突出した良い点を挙げるとすれば、シンディーローラーのテーマソング、一度聞いたら忘れられない声とリフです。オーイヨイヨーヨヨー!!! アッ! サイコー!!! もうこの映画を見るには、ボクは大人になりすぎてしまったのかもしれません。残念極まりない。
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