「俺の財宝か? 欲しけりゃくれてやる。探せ!この世の全てをそこにおいてきた。」
なーんて台詞の漫画があるけど、宝探しというのはやっぱりワクワクしますな!
スピルバーグが製作総指揮をつとめた冒険映画。監督は「オーメン」のリチャード・ドナーで、脚本は「ハリー・ポッター」のクリス・コロンバス。
みんな子役の扱いに定評のある作り手が集結しているのがミソ。
屋根裏部屋から古い地図を見つけた少年チーム“グーニーズ”。そこには伝説の海賊“片目のウイリー”が隠した財宝のありかが書かれていた。
宝探しに繰り出す少年たち。一方、脱獄したばかりのギャング一家も宝の話を嗅ぎ付け、少年たちの後を追う。
しかし、洞窟にはトレジャー・ハンターたちを待ち受ける罠が張り巡らしていた!!
始終ワチャワチャしながら、ストーリーが展開していくので、良い意味でも悪い意味でも“夏休み映画”という感じ(とはいっても公開時期は夏休みじゃないんだけど)。
「グーニーズ」で面白いなぁと思ったのは、絶対にあり得ない世界観ではないということ(キー・ホイ・クワンの発明品も実際にあり得ないシロモノじゃないし、ただあのコートの中に収納できるかは疑問だが)。
自分達が住んでる町の下にもしかしたら秘密の洞窟があって……というのは夢はあるけど、でもファンタジーじゃないんだよね。
主人公の兄弟を演じるのは、ショーン・アスティンとジョシュ・ブローリン。
アスティン君は痩せてるし、ブローリンは爽やかすぎて、もう面影ないよぉ。
ってか、コリー・フェルドマンにキー・ホイ・クワンなんて、名前聞いただけでも思わず懐かしいなぁって感じがしますわな。
■映画DATA==========================
監督:リチャード・ドナー
脚本:クリス・コロンバス
製作:リチャード・ドナー/ハービー・バンハード
音楽:デイヴ・グルーシン
撮影:ニック・マクリーン
公開:1985年6月7日(米)/1985年12月7日(日)