ナツミオ

ミッドウェイのナツミオのレビュー・感想・評価

ミッドウェイ(1976年製作の映画)
3.2
BS-TBS録画鑑賞
アメリカにとって太平洋戦争のターニングポイントとなる戦いに参戦した勇敢な男たちの物語をドラマチックに描く。

当時の豪華キャストでビックリ‼️
日本海軍の負け戦だったので初見。

吹替版(テレ朝版)にて鑑賞

1976年米作品
監督 ジャック・スマイト
脚本 ドナルド・S・サンフォード
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ハリー・ストラドリング・Jr.
出演 チャールトン・ヘストン(納谷悟朗) ヘンリー・フォンダ(大久保正信) エドワード・アルバート(田中秀幸) グレン・フォード(田中信夫) 三船敏郎(小林勝彦)

(番組内容より)
1942年6月5日。波高き中部太平洋ミッドウェイ島周辺で、史上最大の海戦の幕が切られた。短期決戦で一気に米本土を叩こうとする日本側は、山本五十六司令長官(三船)指揮下の連合艦隊機動部隊を投入。対するニミッツ提督指揮下の米太平洋艦隊は真珠湾の痛手を引きずっていた。しかし、物量で劣る米軍は、航空参謀長ガース大佐(ヘストン)らの活躍で、日本軍の暗号解読に成功し、敵の動きを察知。3隻の空母からなる機動部隊をいち早くミッドウェイに集結させた!

アメリカ建国200年記念で製作され、当時のスターがこれでもか!と出演した戦争映画。

上記の出演者以外に、
ジェームズ・コバーン
ロバート・ワグナー
ロバート・ミッチャム
ハル・ホルブルック

日本側出演者は、三船敏郎以外は、日系米国人俳優。その中でも、『ベスト・キッド』シリーズのお師匠、パット森田、発見‼️

開始早々、空母ホーネットから飛び立つ爆撃機B-25による東京初空襲が描かれる。富士山が見えてきて、もしやと思ったらそうでした。
ハリウッド作品では、『パールハーバー』(2001)でも後半に描かれていた、米国が真珠湾攻撃の後、一矢報いた攻撃シーン。
被害は軽微ながら、横浜の臨海工業地帯が被害。

ミッドウェイ海戦は、当時のカラー!ニュース映像や戦争映画(『トラ!トラ!トラ!』(1969)、邦画などからの流用。
スターへのギャラに回り制作費をケチったか⁈

当時のニュース映像は、青っぽい映像、航空機飛行シーンは合成など、違いがすぐわかるチープな映像。

一番笑ったのが、日本海軍艦載機のミッドウェイ島攻撃シーンで出撃した攻撃機の下にあるのが魚雷⁇
どうやって攻撃するの⁇

少し前に観た、『ミッドウェイ〜運命の海』(2019)の方が、よっぽどわかりやすかった。

あまり期待せずに観たが、それも裏切られた、う〜ん⁈な作品。
これは超久々に『トラ!トラ!トラ!』を観なければの流れ⁇
ナツミオ

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