みんちゃん

みなさん、さようならのみんちゃんのレビュー・感想・評価

みなさん、さようなら(2012年製作の映画)
3.7
前半はそういうタイプの作品ね…と思い、作業をしながら観てましたが、後半からは雰囲気がガラッと変わって目が離せませんでした。

初恋の子は、主人公の小さい頃から変わらないところに惚れた訳だけどそれが返って仇となりあのような結末になるわけで、「私ズルいから」という台詞はそういった事だと思いました。
その後に色々と小さい頃の教訓を思い出し、小さい子供をきっかけに本当の団地のヒーローになっていてこの時は作品中唯一、格好良くも有りつつ、濱田岳君らしい絶妙な感じも残っていて好きです。

最後の最後のシーンと終わったあとは、ちょっと寂しい気持ちになりました。奥深い作品でした。