第二話 『弱気』
東京で別れた恋人を追いかけて求婚しようと彼女の実家があるド田舎を訪ねる青年の話。
この青年が超弱気なためにバスで田舎に降りた時に、原発誘致の土地視察の中央の役人に間違われ自分の土地を高く買ってほしい村長を含む村の有力者達から怒涛の接待攻撃に遇う笑
超弱気のため、なかなか自分が役人じゃないと言えないとこが笑いどころ。
それでも何とか誤解を解き求婚するも彼女の親は村長だから心証が最悪に笑
当然反対される。弱気ながらも反論、ヘタレだから押しきられそうになるも、バスで彼女と駆け落ちする強行突破に🚌💨
これでハッピーエンドかと思いきや、バスの中で「ぼくの安月給で2人で東京でやっていけるかな、、」と弱気を出す青年に、彼女も不安になり「次の停留所で降りようか」と漏らす。
バス停に着いたところで終る。
なんか『卒業』みたいなバッドエンドに含みを持たせたアメリカン・ニュー・シネマ的演出がそれまでのコメディ演出から浮いてて、それが逆にパンチが効いてヤられた笑
あと、この当時は原発が危険でやっかいなものじゃなく繁栄をもたらすポジティブなものだったのが画かれてて隔世の感があった笑
弱気青年は菅原文太さん。意外にハマってた笑